これから定年を迎える同年代の皆さま、準備、段取りはいかかでしょうか?
再就職、再雇用、起業独立、または完全にリタイヤが可能?
再就職または再雇用にしても収入はほぼ半減。十分な貯金や退職金があれば安心ですが、
中小企業の工場長を定年した自分が、再雇用での働き方で感じたことをまとめてみました。
完全に時間給での働き方
以前にも書いたような気がしますが、契約内容は一年更新の契約社員で時給1500円
会社カレンダー+土曜日は休みで、8時30分~17時20分までの労働時間になってます。
もちろん社会保険は適用、厚生年金も掛けて、有給休暇もありますが、2回目の肺炎をおこして入院しその月の給料16万円にはさすがにショック、貯金で助かったのが幸い。
また、残業は法律で決められているので割り増しでちゃんともらえます。
手当も付きません
支給される手当は交通費のみ、自家用車で片道約15分ほどの通勤なので5000円。
正直、足りません。それでも以前はフォレスターS-tb(SF)からレボーグの1.6GTSに乗り換えていたので、ハイオクからレギュラーになっただけでも少しはましですが。
以前はついていた、住宅手当、家族手当、役職手当なども一切ないので結構手取りは少ない。
それでも、就業中の仕事は以前とあまり変わりはなく、材料や消耗品の発注をしなくなったくらいで、現役時よりも時間が短い分忙しく感じるにはきっと気のせいではありません。
高年齢雇用継続給付金
チョットした勘違いで、給料がさがれば下がるほど給付金が増えるのかと思っていたのですが、全然違っていて最大限の給付を受けられる幅がありますから、その範囲ないで働き方を調整してほうが、最大限の給付を受けるメリットがあります。
これは、最大限に給付を受けられる一例ですが、60歳到達時の6か月賃金月額が468000円位で
月の賃金支払い額が286000円位なら支給額、約42500円位です。
月の収入が約328500円位になるので、支給額限度額の351100円までにはとどきませんが限度近いくらいにはなるので、就労時間や作業日数などを調整した働き方をしています。
簡単に支給額を計算できるサイトです。
高年齢雇用継続基本給付金 – 高精度計算サイト
この制度は段階的縮小と廃止が決定していて、2025年度60歳の到達する人から給付率が減っていきますが、もらえるうちに少しでも支給を受けたほうが、得です。
どちらがいいか分かりませんが働き方は変わります
以前よりは、働く時間や責任の重さが随分変り、少し寂しさや、気が抜けたところもあるのが
事実ですが、今までのような無理をした働きかたをしなくて済むため、健康を第一にした働き方をしていますし、会社も推奨しているので、ある程度、自由人的な働き方をしています。
一緒に作業をしている人たちもいますが、自分が定時で帰っても支障がないと感じたら、他の作業をしている責任者に、一言、後頼みます。お願いして帰るようにしています。
そのぶん、副業や新しいCADの練習、もちろんこの記事作りなどを楽しんでやっています。

貯金も退職金も少ないのでコツコツと副業しています
退職金はかけていた年数や金額がすくなく、大企業や公務員でもないので、だいぶ少ない。
大体、普通の会社につとめていた人の1/4位かと思います、そのため出来るだけ長く働くのと同時に、複数の収入収入源を確保しようと、ブログやクラウドソーシングにネットショップなどをしています、まだまだたくさん稼げてはいませんが、世の中の流れにおくれないよう勉強のつもりで、コツコツとパソコンに向かい楽しんで作業しています。
今思うと、現役中に一生懸命仕事しその時にもらっていた給料で給付金の額などにも繋がっていますし、再雇用後の会社での立ち位置など考えると悪いことばかりではないので、今40~50代の皆さんには今からしっかり、定年後に備えお金の準備も考えた行動をしてください
最後までお付き合いいただきありがとうございました。定年後もご安全に