空気入れの修理って難しい思いますか❓実は簡単に直せてしまいますので、参考にしてください。
ここでは、球技のボールを膨らませるための手動の空気入れがスカスカになってしまった時にOリングを交換するだけで修理する方法を簡単にまとめてみましたので、同じような症状の場合は是非試してみてはいかがでしょうか。
今回は非常に簡単にピストン部のOリングを交換するだけという方法で修理してみました。
このタイプの手動の空気入れは空気を送る量と圧力が比較的小さいものですので、構造的には、至ってシンプルなものですので、比較的安価に修理可能でした。
修理方法はOリングを交換するだけでOKでした
今回用修理に用意したしなものがこちら
Oリングと、昔使っていたラジコンカーのサスペンション用のオイルダンパーオイル。
オイルダンパーも構造的には一緒で、素材もプラスチックを傷めないと思ってこのオイルを使用してみました。
Oリングはホームセンターでだいたいの物は入手可能。
まず分解してみます
本体ヘッド部のネジ込部を回してシリンダーとピストン部をバラシてみるとやはりOリングが脱落していることが判明。
Oリング自体、硬化して弾力無く、グリス切れの状態です。
Oリングのサイズを確認
補修するOリングのサイズを確認していきます、サイズの候補はホームセンターで調達できる中から
Oリングの外径を優先してサイズを選定。
ピストン部内径 24,2mm
シリンダー内径 31,8mm
Oリング太さ 3,4mm
今回調達したサイズは外径を優先した内径25.2mm外径32,2mmを購入
修理の手順
まず、空気入れのヘッド部分を外します。今回は空気の出入口のチェックバルブはいじらず、単純にピストン部のOリングだけの交換で対処してみました。
手順はこんな感じです
- 空気入れ本体のヘッド部を取外し
- ゆっくりピストンを引き出す(Oリングを脱落、落下させないよう)
- Oリングを取外し
- Oリングのサイズを確認
- 新しく調達したOリングを取付(オイルをつけながら)
- オイルをもう一度なじませてシリンダー部にゆっくりとはめ込んでいく復旧し、ヘッド部をねじ込んで完了
最後にもう一度ダンパーオイルを塗り良くなじませて復旧し、完成。
このようなオイルがない場合はCRC-5-56の無香性タイプを使ってもいいようです。
無香性ならプラスチックにも使用可能。
かんりょうです
これで修理は完了です。
空気入れみてください。ボールにしっかりと空気が入るようになったと思います。このように、空気入れの修理は安く簡単にできるので、壊れてしまったら捨てずにチャレンジしてみましょう。
まとめ
Oリングは、空気の漏れを防ぐ役割をしていて、使っているうちに消耗、劣化します。劣化したOリングは、柔軟性が無く形が変わったり、切れたり、空気の漏れを起こすので定期的に交換しましょう。
最近ではバッテリー式のポータブル電動ポンプで楽くをして、ボールを膨らましていますが、壊れた時、バッテリーが無くなった時のためのバックアップで使用していますが、いざという時にちゃんと使えないと、困ります。先日の練習で、ボールに空気が入れられず、別学年の電動空気入れを借りてボールを膨らませましたが、別々の場所での活動の時には、どうにもならない状況になりますので、点検も必要です。
楕円のボールを使って思いっきりラグビーを楽しんでください。
それでは、どこかのグラウンドでまたお会いしましょう。