なぜラグビーだけスクールというのか?

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ラグビー
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こんにちは、ラグビー大好きおやじのかじらぐ64工場長です。今日は、ラグビーに関する面白い話題をお届けします。地域の小学校~中学校の野球やサッカーなどは〇〇クラブとかチーム名なのに
ラグビーだけは、なぜ〇〇ラグビースクールというのか、ラグビースクールの指導員の手伝いをしている自分が知らないのは少しばかり恥ずかしく思い、調べてみて納得いく答えを出してみました。

ラグビーというスポーツ

ラグビーというスポーツがどこで生まれたかご存知ですか?実は、イギリスのある名門私立学校で起こった偶然の出来事がきっかけだったんですよ。
その学校というのが、ラグビースクール(Rugby School)というところです。1567年に創立されたこの学校は、イギリスで最高峰のパブリック・スクール(名門私立学校)の一つで、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に多くの卒業生を送り出しています。
そんなラグビースクールがラグビーフットボールの発祥地となったという逸話はこうです。1823年、同校でフットボール(サッカー)をしていたウィリアム・ウェッブ・エリスという少年が、ルールを勘違いしてボールを両手で抱え込んでエンドラインの向こう側まで持ち込みました。これが後に「トライ」と呼ばれるようになるプレーですね。当時はまだフットボールに定まったルールがなく、試合前に話し合いで決めていたそうですから、エリス少年も悪気はなかったのでしょう。しかし、この一件がきっかけで、同校ではフットボールから独自のルールを発展させていきました。それが今日知られるラグビーフットボールです。1871年にはイングランド初のラグビー協会(RFU)が設立されて公式ルールが制定されました。では、なぜこのスポーツは「ラグビー」と呼ばれるようになったかというと、それは同校出身者や卒業生らが各地でこの新しい運動を広めていったからです。彼らは自分たちが「Rugby School」出身だと誇りに思っており、「Rugby Football」と呼んで区別していました。その影響で、「Rugby Football」や「Rugger」と呼ばれるようになりました。そして、「Rugby School」出身者や卒業生らは自分たち同士でも親睦を深める目的でチームを作って試合を行っていました。

ラグビースクールと呼ばれる理由

他のスポーツでサッカーや野球などは、地域名や企業名などが多いですが、ラグビーだけクラブ名やチーム名ではなくラグビースクールというのは、まさに学校の名前に由来しラグビーを中心に教育をしていくという学校の意味があるのだとおもいます。
そして、英国トップ校9校うちの一つであるラグビースクールという特別な意味あいもあるんじゃないかと思います。
ラグビーというと互いにぶつかり合い時にラフプレーになちゃうときもありますが、そこは、ルールを守り紳士的に試合をする、そしてノーサイドを迎え互い尊重するしあえる教育そのものがラグビースクールなのです。

ラグビースクールジャパン

日本にもラグビースクールが2023/秋開校予定で千葉大学柏キャンパス内に開校されるようです。
ここは、インターナショナルスクールで7歳~13歳の男女が一学年100~120名就学できるようです。
詳しくはラグビースクール・ジャパン公式サイトで検索できます。
このインターナショナルスクールから国内外で活躍してくれる優秀な人材が沢山巣立っていくのでしょう。

まとめ

ラグビーはなぜクラブ名名やチーム名ではなく〇〇ラグビースクール言うことが多いのかは、ラグビーというスポーツが誕生した経緯にあるとのことです。
①ラグビースクールというパブリックスクールの名前
②この学校で行われたフットボール中にある少年がルールを勘違いして、両手でボールを抱えて走り出した出したことがラグビー発祥の地となったという逸話
③この学校の出身者や卒業がこのスポーツを各地で広めて彼らがラグビースクールの出身だと誇りを持っていたことでラグビーを通していろんな教育ができるということでしょう
ラグビーに少し興味ががあれば地域のラグビースクールに子供たちをぜひ体験させてみて下さい。

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